詩人のギャラリー　　橘まゆ

詩　　　末松努　　　　ひととひと

　　　　青柳晶子　　　木の呼吸

　　　　いとう柚子　　春の鳥かご

　　　　根本昌幸　　　六月のモスキート／ゴキブリ／

　　　　　　　　　　　クマムシ／カニムシ

　　　　榊原敬子　　　ミツバチが来なくなった庭で

　　　　淺山泰美　　　立秋

　　　　渡辺健二　　　若しも小鳥であったなら

　　　　貝塚津音魚　　イノシシが居なくなったら

　　　　若宮明彦　　　空は　青いか　今日も

　　　　日野笙子　　　懐かしい人

　　　　植木信子　　　どうしょうか

　　　　杉本知政　　　訪れるものたちに

　　　　水崎野里子　　銀の小匙（２）

　　　　高柴三聞　　　パンツ、パンツ、パンツ

　　　　小山修一　　　大衆食堂の詩の料理

　　　　松棠らら　　　一枚の約束

　　　　あたるしましょうご中島省吾

　　　　　　　　　　　地下から地上に上がった地下鉄 　

　　　　山﨑夏代　　　どうでもいいわ

　　　　羽島貝　　　　素描LXXXVIII ／自己への苦い欺瞞

　　　　　　　　を、噛潰した日。／素描LXXXVI ／快晴、

　　　　　　　　ひるがえるシーツに。／素描LXXIX ／

　　　　　　　　理屈屋の友人の助言をいつも

　　　　原詩夏至　　　婚活／補陀落

　　　　坂本梧朗　　　復活／二つの橋

　　　　福山重博　　　ぼくの眼球は今日も街を

　　　　　　　　　　　浮遊する２（六篇）

　　　　狭間孝　　　　由良要塞跡～友ヶ島～にて

　　　　植松晃一　　　やめる／地獄の破片／雀と鴉

　　　　佐々木淑子　　元安橋の少女

　　　　高田一葉　　　ポラリス／どこへ

　　　　山口修　　　　労働歌 一　─ 断片 ─／

　　　　　　　　　　　労働歌 二　─ 器 ─

　　　　外村文象　　　大阪万博　二〇二五年への歩み／

　　　　　　　　　　　ゆるやかな着地／錨を沈めて

　　　　みうらひろこ　たそがれ風景

　　　　佐相憲一　　　代打逆転満塁サヨナラホームラン　

　　　　風守　　　　　白い文字／スタートレス

　　　　勝嶋啓太　　　妖怪図鑑「清姫」／「かまいたち」

　　　　熊谷直樹　　　妖怪図鑑「清姫」／「かまいたち」

　　　　坂井一則　　　ある晴れた日に／六月　　

　　　　長田邦子　　　Simple　lesson

　　　　酒井力　　　　霧の彼方に／弓道詩編16「一瞬」と

　　　　　　　　　　　いう意識の永さに　

　　　　青木善保　　　早春の雪

　　　　宮川達二　　　散文詩　宇宙船地球号

　　　　志田昌教　　　音楽劇「オルフェの令嬢」より抜粋

　　　　　　　　　　　明日なき青春／懐かしきロシアの歌よ

　　　　　　　　　　　／ひまわり／希望の夜明け

　　　　佐藤克哉　　　フォトン／螺旋

　　　　猪爪知子　　　祈り／流星

　　　　松本高直　　　レシピ

　　　　秋野かよ子　　脱皮

翻訳詩　水崎野里子　　鳴海英吉の詩と英訳（続・２）

俳句・川柳・短歌・歌詞

俳句時評　鈴木光影　　非常時に俳句の言葉が生まれるとき

　　　　　　　　　　　―被災四俳人の散文から

俳句　　原詩夏至　　　七変化

　　　　乾佐伎　　　　望遠鏡

　　　　福山重博　　　硝子戸

　　　　香焼美矢子　　令和元年

　　　　平得壯市　　　飛んで行きたや

　　　　鈴木光影　　　天の太鼓

エッセイ　原詩夏至　　とても小さい

川柳　　渡辺健二　　　雑詠

　　　　堀田京子　　　わらしっこ　令和元年8月 　

短歌時評　座馬寛彦　　「らしさ」に捉われず詠む

短歌　　反田たか子　　真砂なす星　

　　　　岡田美幸　　　屋上噴水庭園

　　　　原詩夏至　　　道成寺

　　　　古城いつも　　触れてはならぬ

　　　　福山重博　　　ジョイスとか読む

　　　　渡辺健二　　　反戦歌

　　　　平得壯市　　　共に歩みし

　　　　座馬寛彦　　　行く雲

エッセイ　岡田美幸　　さよなら、クーモン。

歌詞　　香焼美矢子　　紅の花　　 　

小説

小説時評　宮川達二　　鷗外私論　―『舞姫』の愛―

小説　　黄輝光一　　　ウレラ

　　　　北嶋節子　　　花菖蒲

　　　　前田新　　　　草莽伝　　　　　　　　　

評論・エッセイ

詩人論　永山絹枝　　　魂の教育者・詩人「近藤益雄を読む」

　　　　　　　　（その17）　第四詩集『春あさき水にきて』を

　　　　　　　　発行―親子・家族の絆のなかで―

作家論　大城貞俊　　　又吉栄喜の文学と挑戦

　　　　　　～「海は蒼い」から「仏陀の小石」まで～

詩論　　水崎野里子　　一人の詩人の「北」への執着と愛

　　　『北畑光男評論集　村上昭夫の宇宙哀歌』について

エッセイ　宮川達二　　ノースランド・カフェの片隅で―文学

　　　　　　　　　＆紀行エッセイ連載　第二十一回　光芒―

　　　　　　　　　中村彜作『エロシェンコ氏の像』―

　　　　淺山泰美　　　昭和の頃に見た映画／

　　　　　　　　　　　愛と死をみつめる／ショーケンの死

　　　　貝塚津音魚　　里山再生を夢見て⑲

　　　　洞彰一郎　　　ケーベル先生と漱石のことなど 　

　　　　中津攸子　　　『万葉集』を楽しむ（二）

　　　　外村文象　　　日本詩人クラブに寄り添って

　　　　鈴木正一　　　福島地裁意見陳述　原告番号一番

　　　　　　　　　　　（二〇一九・五・二〇）

　　　　鈴木春子　　　イヤイライケレ（ありがとう）　本よ

　　　　　　　　―第二詩集『イランカラプテ・こんにちは』

　　　　　　　　　　　を刊行して

詩集評　鈴木比佐雄　　詩的精神の発端となるものは

　　　　　　　　　　　何だろうか

詩誌評　植松晃一　　　日常化の陥穽と空言を超えて

現代詩時評　原詩夏至　コロッケと蟬、禅と啞然のあいだ

　　　　　　　　　　　―菊田守氏のために―　　

小詩集　柏原充侍　　　『魂の笑顔』十二篇 　

　　　　井上摩耶　　　『切り裂かれた朝』四篇

　　　　東梅洋子　　　『うねり連結詩　平成の歌／友へ』

　　　　神月ＲＯＩ　　『魂の響き』三篇　　

　　　　柏木咲哉　　　『僕にしか聞こえない歌』八篇

　　　　高橋郁男　　　『風信』十五

　　　　古城いつも　　『ポテンシャルエネルギー』四篇 　

　　　　久嶋信子　　　『いのちのはなびら』

　　　　永山絹枝　　　『インドへの旅（二〇〇八年）』七篇

書評

　　　　いとう柚子　　万里小路譲 評論集『孤闘の詩人・石垣りんへの旅』　　　　　　　　　

　　　　照井良平　　　いとう柚子『冬青草をふんで』　　　　　　　　　　　

　　　　田中裕子　　　いとう柚子『冬青草をふんで』

　　　　秋山紀勝　　　平松伴子 小説集『平凡な女　冬子』

　　　　速水晃　　　　大城貞俊 評論集『抗いと創造―沖縄文学の内部風景』

　　　　原詩夏至　　　岡田美幸歌集『現代鳥獣戯画』

　　　　福田淑子　　　岡田美幸歌集『現代鳥獣戯画』

　　　　武井まある　　山本萠『こたつの上の水滴　萠庵骨董雑記』

　　　　高橋英司　　　葉山美玖詩集『約束』

　　　　成田豊人　　　鈴木春子詩集『インカラプテ・こんにちは』

　　　　長嶺千晶　　　乾佐伎句集『未来一滴』

　　　　浅川芳直　　　乾佐伎句集『未来一滴』

　　　　小島まち子　　中津攸子『令和時代に万葉集から学ぶ古代史』

　　　　町田守弘　　　福田淑子『文学は教育を変えられるか』　

　　　　小玉重夫　　　福田淑子『文学は教育を変えられるか』

アジア特集

エッセイ　井上摩耶　　アメリカに移住したはとこの想いを

　　　　　　　　　　繋ぐ〜シリア紛争の犠牲者を想って〜

新聞記事　「ライズ・アゲイン」（再び立ち上がれ）プロジェクト

　　　　　ＵＣＬＡ（カリフォルニア大学ロサンゼルス校）

　　　　　卒業生、シリア内戦の犠牲者を支援

詩　　　井上摩耶　　　ハヤという花

俳句　　鈴木比佐雄　　「ホーチミンルートの聖母」二十句

詩　　　鈴木比佐雄　　〈ヌオック〉水の国―ベトナムの旅・

　　　　　　　　　　詩五篇（二〇一九年八月四日～九日）

詩論　　鈴木比佐雄　　アジアの多文化や風土をいかに詩歌で

　　　　　　記せるか　『アジアの多文化共生詩歌集

　　　　　　―シリアからインド・香港・沖縄まで』の公募

　　　　　　について　　　　　　　　　　　　

　　　　『アジアの多文化共生詩歌集―シリアからインド・

　　　　香港・沖縄まで』公募趣意書　　　　　　

編集後記　鈴木比佐雄

　　　　　鈴木光影

　　　　　座馬寛彦

　　　　「年間購読会員」と原稿募集